ドイツの試合情報は全てこのアプリが教えてくれる。
こんにちは。
しもです。
前回の更新からやっぱり3日以上が経ちましたが、ここで怠けては人として終わっている、と自分を奮い立たすことに成功し、またまたパソコンに向かっております。
ドイツでは10月の最終週の日曜日に”冬時間”なるものが始まり、日本との時差が7時間から8時間になりました!!!!!!試合が日曜にあったため、チームメイトが慌てて冬時間になるから集合時間間違えないでねって教えてくれたから気づいたものの、そんなこと全く知らんかった。
と言っても、何が変わったのかはよくわからず、iphoneも勝手に冬時間に順応してくれたし。多分、教えてもらわなくてもこの冬時間とやらには、iphoneにうまく流されて勝手に順応してしまっていたことでしょう。
さて、今回は、ドイツのサッカー情報を得るならこれで全てが済んでしまう神アプリ「FUSSBALL.DE」について書いてみようと思います。
「FUSSBALL.DE」ってなんだ
めんどくさいんで貼り付けちゃいますね。
はい、これです。神アプリ「FUSSBALL.DE」。
簡単に説明すると、ドイツ中の全てのカテゴリーに属するチームの情報及びに試合の情報を、ものすごーく分かりやすく見ることができるアプリです。
私がチームに入ったばかりで何もわからなかった頃、監督に
「シーズンの全試合のスケジュール知りたいんだ!!」って言ったら
「ほんならこれ見とけよ。」ってポイッてされたのがこのアプリ。
こんな感じで
[チームの情報]
[試合のスケジュール(練習試合まである!!)]
[過去の戦績(なんのリーグの何位だったか)]
チームの1年間の試合のスケジュール、場所、時間、そして所属する選手、なんなら過去年間のリーグの結果まで教えてくれる。
しかも、チームのトップ画面右上の星をポチッとしておくとアプリのトップ画面に
こうやって自分のお気に入りのチームを表示させておくことができるので本当に便利。
こんな感じ↓
サッカーをやってるドイツ人みんなこのアプリ持ってんじゃないんかなってくらい、少なくとも私のチームの人たちは皆、このアプリが携帯のトップ画面に置いているのです。
私は自分の所属するチームの情報を主に見ていますが、例えばこれからドイツのチームを探している人なんかは、このアプリを見ながらどのチームがどのくらいのレベルでやっているのかを追いかけて見たり、お気に入りのブンデスのチームの情報を早く仕入れたりすることができると思います。
FUSSBALL.DEのこの機能がすごい
とまあ、乗っている情報量の多さと正確さが、本当に素晴らしいこのアプリですが
何が素晴らしいかって、その情報の早さ!!!!!!!
こんな感じで、チームやリーグの情報だけでなく、
各試合の専用のページもあるのですが、
その中にある、この「Live Ticker」って機能がものすごーーーーーーく素晴らしいんです。
これ、どんなリーグの試合でも試合に並行して更新されていて、
誰がどんな風にシュートを打ったか、カードをもらったか、点が入ったか、
その出来事が起きた1分後には絶対更新されているんです。
Live Tickerが教えてくれる情報は↓こんな感じ。
ドイツ語でわかりにくいかもだけど、、、絵から判断してください。
めっちゃ多いでしょ!!!これが1分ごとにはじゃんじゃん更新されるわけです。
この写真は試合が終わった後にスクショしたものなので、あまり臨場感はないけれど、
実際はスコアの下の部分に時間が秒でしっかりカウントされていて、
まるで試合を見ているかのように状況を把握することが可能。
私のチームでは、ライバルチームが試合をしていれば、皆このアプリを片手に試合の状況に一喜一憂し、セカンドチームが試合をしていればこのアプリを通して応援しています。
週末には色んなカテゴリーで試合が行われるドイツ、、
一体全体誰がこんな早く、そして正確に情報を更新しているのだろうか、、、
そして、どこに所属する誰がこの仕事を担当しているのだろうか、、、
チームの探し方
最後に簡単に自分が見たいチームの探し方を。
これがトップ画面で、もし探したいチームの名前が明確であれば
右上の検索ボタンに打ち込めば大丈夫。
もし、リーグで探したい場合は、左上の三本線をクリック。
そしたら、一覧が出てくるので『Alle Ligen(全てのリーグ)』をクリック。
すると、地域の名前がバーっと出てくるので『Deutschland(全国)』をクリック。
そして『Meisterschaften』をクリック。
最後にこのページが出てくるので、男子リーグの場合は『Herren』を、女子チームの場合は『Frauen』をクリックするとそれぞれのレベルのリーグの詳細を見ることができます。
チームがどこの地域に属しているかや、どのチームがどのリーグに所属しているか等、全ての情報が載っているので、ドイツのチームを探すにしても、友達の活躍を見て見るにしても、お気に入りのチームを追いかけるにしても、とっても便利なこのアプリ。
日本にもこんなアプリがあれば、必死にTwitterで検索したりしなくて済むのになあ、、、、
とまあ、こんな感じで、今回は神アプリ「Live Ticker」の紹介でした!
以上。
しもでした。
ドイツの女子サッカーリーグってどんな感じなん???
こんばんは。
しもです。
基本、三日坊主なので、このブログもそうなってしまう気が薄々していたのですが、なんとか自分を奮い立たせ前回から2日目が経った今日、三日坊主目前にしてパソコンを開きました。
誰か褒めて欲しい。
ドイツの女子サッカー情報ってどこで分かるのか。
はい。今回はドイツの女子サッカーに関する基本的なことについてまとめてみます。
昨年、私がドイツでサッカーしようかどうか悩んでいた時。
そもそもドイツの女子サッカーリーグがどんな感じでどんくらいの強さなのか、とりあえず調べてみなければ、と思いました。
そして、パソコンとにらめっこすること1時間、、、
日本語の情報全然ない、、、
当時、”サッカー”がドイツ語でなんというのか、そもそも”ドイツ”のドイツ語スペルすら分からない私にとって、確実に情報が載っているであろうドイツ語サイトなんて見てもさっぱり分からず、ってかそもそも見つかりもせず。
なんとなーくブンデスリーガが女子にもあって、1部には日本代表の永里選手や安藤選手がいて、、、そんなことは理解出来ましたが、完全に理解することは全く出来なかったわけです。
そんなわけで今回は、ほんの少しですが前進したドイツ語力を活かし、ドイツサッカー界で知らぬ人はいないドイツのサッカーサイト「FuPa - das Fußballportal」さんを参考にしつつ、まとめていきたいと思います。
ドイツの女子サッカーリーグって何部まであるの?
それではまず最初に、そもそもドイツの女子サッカーリーグが何部まであるのかについてお話しします。
結論から言うと、現在、ドイツの女子サッカーリーグは
①Alliant Frauen-Bundesliga
②2.Frauen-Bundesliga(Nord/Sud)
③Frauen-Regionalliga(Nord/Nordost/Sud/Sudwest/West)
④Oberliga
リーグのレベルで分けると大きくこの4つに分かれています。
①②の上から2つ目までのリーグは、名前にもあるように”ブンデスリーガ”の扱いをされていて、ドイツサッカー連盟(DFB)の傘下にあるドイツサッカーリーグ機構(DFL)によって運営されています。③④のリーグは南北以上に細かく地域ごとに分類され、それぞれの地域が管轄にあたっているようです。(日本でいう関東・関西的な)
これらの4つのリーグをイメージしやすいように日本のリーグに当てはめてみると、それぞれ①なでしこリーグ1部②なでしこリーグ2部③チャレンジリーグ④地域リーグ(関東リーグ・関西リーグなど)をイメージしてもらうと分かりやすいかと。2部も2つに分かれているし、全く同じわけではないけど。
2017/2018シーズンはこんな感じで分かれていますが、2018/2019シーズンから、女子のブンデスリーガ2部は南北が統一されるようで、また来年以降からリーグの編成や、それに伴ってリーグのレベルも変化すると思われます。
それぞれのチームはドイツのどこにあるの?
先ほど、ドイツの女子リーグは1部・2部のブンデスリーガと3部・4部に相当する地域リーグに分かれるとお話ししましたが、FUPAさんがものすごく見やすい地図を掲載されていたので、ここに引用。ちなみにこのURLから、1部と2部に所属しているチームの詳細も、それぞれ右側のランキング表から飛ぶことができます。
①Alliant Frauen-Bundesliga
②2.Frauen-Bundesliga Sud
②2.Frauen-Bundesliga Nord
全部貼るとさすがに多すぎるので、1部&2部(南北)の3つの地図(Landkarte)のみ引用。ポチッとしてもらえれば、すぐに地図が出てくるはず。
ドイツの地図は日本見たく長細くなく、どちらかといえば四角にスッキリまとまっているので、なんだか狭いように見えるかもしれないけれど、これが結構広いんです。
私のチームは2部なので一応近い地域のチームで分けられてはいますが、この間なんてアウェイの会場までバスで片道8時間かかりました、、、
日本人選手はどのくらいいるの?
もし、今、日本でプレーしていてドイツでプレーしたいと考えている人がいるならば、この情報はものすごーく気になることなんじゃないかなと思います。
私も完璧に把握している訳ではありませんが、2017/2018シーズンでは、
①Alliant Frauen-Bundesliga 2名
②2.Frauen-Bundesliga (Sud/Nord) 6名
③ Frauen-Regionalliga(Nord/Nordost/Sud/Sudwest/West) 2名
④Oberliga ???
今の所私が把握している人数はざっとこんな感じです。
もし何か訂正などがあれば教えて欲しい、、、
1部のチームのセカンドチームとして2部のリーグでプレーしたりすることもあると思うので、この人数が変動することもあると思いますが、目安にしてもらえればと思います。私のように日本の大学サッカー部を卒業してからドイツに渡った人もいれば、なでしこリーグを経験してからドイツに渡った人、海外の大学サッカーを経てドイツにチャレンジしている人などバックグラウンドは様々です。
ドイツのリーグのレベルは?
これ、私がドイツに行くかどうかで悩んでいた時に、ドイツリーグを経験されてきた先輩方にお話をお聞きする際、いつもしていた質問なのですが、その度に帰ってきた返答がこれ。
「日本とドイツじゃ比べるの難しいよ、、、」
当時の自分は「えええ、なんで、、、」と思っていましたが、今になっていざ比較しようとしてみると、ドイツと日本のリーグのレベルを比較するのは結構難しいなあと思います。そもそも自分自身がなでしこリーグでプレーしてた訳じゃないから、そんな比較なんてできる立場ではないんですけどね、、、
ただ、私の所属するブンデスリーガ2部のリーグのレベルを、私の体感的感想を元に無理やり日本のリーグと比較するのであれば、ブンデス2部の上位チームはなでしこリーグ2部で十分通用するレベル。ブンデス中位はなでしこ2部でギリギリ戦えるレベル。下位のチームはチャレンジリーグでそれなりに結果は残せるかなあという印象。同じブンデスリーガ2部といっても、中位から上位のチームは日本人よりも身体能力が高くスピードのある選手に加えて技術もしっかりある選手が多いけれど、下位のチームはあまり技術が高くなく身体能力勝負のチームが多いように感じるので。
日本人はすばしっこさとか足元の技術は十分ドイツで通用するし、評価してもらえるので(少なくとも私のチームでは)、日本でインカレに出場するくらいの大学出身だったり、そもそもなでしこリーグでプレーしていた選手であれば2部のチームであれば十分通用すると思います。チームによっては物足りなさも感じるかも。
ブンデスリーガ1部に関しては、ちょっと分からないですが、、、
とまあ、こんなのドイツに来てから3ヶ月しか経っていない甘ちゃんの意見なので、そんなに真面目に受け止めずに、ふーんって感じで受け止めてもらえたら嬉しいです。
以上、ざっとこんな感じで、去年の私が必要としていた情報を、なんとなーくまとめてみました。誰がみてるかなんて分からないけれど、ドイツでサッカーをすることを考えている誰かさんに読んでもらえたら嬉しいです。
って感じで、練習行って来ます。
以上です。
しも
【祝】初ブロ。
皆さま。はじめまして。
しもです。
2017年3月にとあるK大学を卒業し、その足で単身ドイツに渡り、現在ブンデスリーガ2部の田舎町のチームでサッカー選手してます。
これまでの人生、中学時代の前略プロフから始まり、高校時代のリアル、そして大学に入ってFacebook、Instgram、Twitter、、、と時代に流されながら一通りのSNSに手を出しましたが、とうとうブログを始めてみました!!!
ブログと言うと、芸能人がやっていたり、いわゆるプロブロガーと言われる方達が収入を得る場として利用したり、なんだか敷居が高く、こんな自分が手を出して良いものではないと完全に恐れいっていたのですが、そんな私がなぜブログに手を出したかと言うと、
暇だったんです。
とまあ、これだけだとかなり良くないモチベーションでブログを書き上がてしまいそうなので、理由を後付けするとすれば、
①これから先海外でサッカーをしたいと考えている選手達に何か少しでも情報を
②海外にいるからこそ考えること感じることをアウトプットしたい
③単純に日々のたわいもないこととか紹介したくて仕方ない
とまあ、こんな感じになります。
後付けだけど本当にこう思ってはいます。はい。
私自身、海外でサッカーをするとなった時に、ネット上での海外でプレーする女子サッカー選手に関する情報の少なさをものすごく感じました。男子と女子ではそもそも海外でプレーする選手の母数が違うので、男子と比べて少なくなってしまうのはしょうがないけれど、それでももっと発信しても良いよなあと。
そして、どんなサッカーをするのか、どうゆう環境なのか、というサッカーに関することはもちろんのこと、その国が政治・経済的にどのような状況で、実際に住んでいると治安はどうで、、、とかサッカーに限らず色んな視点から情報を発信してもらえたら物凄く助かるなあと。
そんなわけで、現在、ドイツの田舎町で暮らしつつ細々ながらもお給料をいただき女子サッカー選手をしている私の独断と偏見にまみれた視点から、日々の物事について発信していこうと思った次第です。(あくまでも後付けだけど)
とにかく、「午前中語学学校→夜練習」を繰り返す日々のルーティーンからの逸脱。
そして所持する移動アイテムは自転車1個。1番近い隣町まで20km。
グーグルマップでめいいっぱい拡大しなければでてこない田舎に住むことへの閉塞感から逃れるために、このブログに全ての感性を注ぎこみたいと思います。
以上。
しもでした。